Qt4 ⇒ Qt5

今更ですが、開発環境の変更メモです。

これまでのC++の開発環境は主に、

Visual Studio 2010 + Qt4.0

だったんですが、以前Qt5に乗換を測りました。 新環境は、

Visual Studio 2015 + Qt5.6

なぜ今、VS2015なのかとか、なぜ今Qt5.6なのかとかもありますが。


そこまで大きくは変わりませんが、引っかかった点は3つ。

  • 日本語デコーダの変更
  • Qtftpの削除(qnetworkaccessmanagerへ変更)
  • VSアドインが使いやすく

日本語デコーダの変更

これまでQlabelとかで日本語使うために、決まり文句として、メイン関数の頭に↓

QTextCodec::setCodecForTr(QTextCodec::codecForLocale());

を書いてましたが、このままではエラーになります。 ので、この一文は削除。 代りは、、、忘れました。 思い出したら追記します。

Qtftpの削除

たまたまFPTを使ったプログラムの移行だったので。 調べたら、qt5になってqftpが削除されたとのこと。 qnetworkaccessmanager.h へ移行とのこですが、詳細は使っていないので、わかりません。

// #include <QtNetwork/qftp.h>
// ↓
#include <qnetworkaccessmanager.h>

VSアドインが使いやすく

Qtのバージョン変更、32-64bit変更などがアドオンで変更できるようになっており、かなり便利になっています。

一か所だけはまったのは、QtのVSアドオンでモジュールを選択しないといけない事。 ステータスメニューの QT5 -> Qt Project Settings -> Qt Modules で設定を開く ↓

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この中から使用するモジュールを選択してチェックする必要があります。取り合えず、Core、Gui、Widgets、UI Tools を選択すれば基本は行けるような。

以上